すべての国に行きたいトラベルホリックの記録

旅行の忘備録や、子育て記録etcです。思い出したことがあれば、既存記事にも追記します。

大島でダイビング&島巡り! 週末1泊旅行

東京からすぐ行ける離島!伊豆大島に行ってきました。

東京都の島は、御蔵、八丈、小笠原に続いて4カ所目です。
今回はダイビング+観光で、1泊。
感想は、海いい!そして、結構広い・・・

大島って?

東京都の島。島の中では一番近い!
海に囲まれているからか、都心よりも夏は涼しく冬は暖かいです。
大島椿として知られる椿油が有名。
魚が多く、ダイビングスポットとして人気。
また、三原山(火山)があり、トレッキングやサイクリングスポットとしても人気。
日本で唯一「砂漠」という名のつく地名があります。(鳥取は「砂丘」)
あとは、映画「ゴジラ」の何作目かで、ゴジラ三原山の火口に沈められるというエンディングらしい。


この夏、日本でダイビングしたいなー3連休どこか行きたいなーと思い、出発4日前に一気に全部手配しました。 

 

 
日程

2018年8月16日(日)~17日(月・祝)
三連休の中日と最終日です。直前ですが、なんとか予約できました。
3連休なので2泊しようか迷ったのですが、レンタカーも混んでるしとりあえず1泊。
一応、ぐるっと島を見ることはできましたが、結構見所はあるので2泊してもよかったなぁと。
特に、1日目はダイビングで終わってしまうので。
2日目は出発前に元町に寄りたかったのですが、思いの外移動に時間がかかり、午後はそれぞれの場所を立ち寄った感じです。
ダイビングなしなら1泊でもゆっくりできるかな?

 

16日 7:30発 竹芝から高速船で大島へ
   9:15着 ダイビングショップのお迎えでお店へ
   午前  秋の浜でビーチダイブ1本
   午後  秋の浜でビーチダイブ2本
   16時  ショップの人に岡田港まで送ってもらう
       海洋レンタカーから車を借りる
   16時半 御神火温泉
   18時半 四季の店まんたてで晩ご飯
       民宿三喜 泊

17日 9時  ぶらっとハウスで買い物
   10時 三原山
   12時 つばき寿司でランチ
      バームクーヘン地層
      波浮の港
      筆島
      裏砂漠展望台
   16時 岡田港
   16:20 橘丸で東京へ


交通手段

大島までの交通手段は3通り。

  1. 大型客船 (4時間半~6時間)
  2. 高速船(1時間45分)
  3. 飛行機(25分)

大型客船は東京の竹芝桟橋から、高速船は竹芝桟橋や横浜、熱海。飛行機は調布空港です。
到着港は、海峡によって岡田港か元町港か変わります。(波のあるときは岡田港が多い模様。)

大型客船の夜行便で行くか、高速船で行くか。
我が家は到着日にダイビングを予定していたので、念のため高速船で行くことにしました。
座席のリクライニングはできませんが、観光バスよりはほんのちょっとゆったりしてるかな。
甲板には出れません。出発時・到着時はシートベルト&着席要。

夜行便の大型客船で行く場合は、航行時間が約6時間なので、乗船したら(和室の人はすぐ毛布を借りて)、すぐ寝ましょう。
到着は朝5時なので、

  • (岡田港着であればバスで元町まで行き、)御神火温泉に入って休憩室の畳で仮眠をとる。
  • 宿泊する宿に追加料金を払って朝休憩
  • 元町周辺の朝休憩OKの宿で休憩
  • ダイビングショップが別料金で朝休憩させてくれる場合も

  • 大型客船の場合、特2等(二段ベッド)であれば静かなのですぐに自席で休むことが可能(ただし、アナウンスなどは入る)。
    2等和室(大部屋に雑魚寝。自分の場所は決まっている。)は、部屋によってはグループ客が宴会などしているので注意(特に帰り)。
  • 全く揺れないというわけでもないので、寝れない人は高速船のがおすすめ。
  • 高速船も大型客船も、船内でWi-Fiが使えます。
  • 大型客船のシャワーは有料。
  • レストランはそんなに広くはないが(橘丸の場合)、どこに座るかなど案内してくれる方がいるのと、出てくるのが早いのでそんなには混まない。
    料金は結構するのに量は少ないし味も普通なので、できればスーパーなどで調達した方がよい。
  • 乗り場待合室で売っている島島弁当(べっ甲寿司)は、売り切れ多し。(予約できるらしい)
  • お湯は無料でもらえるので、カップラーメン持ち込みもおすすめ。
  • 橘丸は新しい船で、二等和室でも各自のスペースに貴重品ロッカーがついていて超便利!(100円返却式)
  • 大型客船の場合は冷蔵ロッカーも船内にあり。
手配について
  • ネットだと、割引になる!

    www.tokaikisen.co.jp

  • キャンセル分やツアー分が出てくるのか、7~5日前くらいは空きが出ていた。予約ができるのは3日前まで。
  • ネットで満席でも、大型客船の場合は電話すれば「席なし券」が買える。二等の料金で、席はないので甲板や廊下などに借りた毛布や寝袋を敷いて寝る。夏は、かなりの数の「席なし」客がいる。
    乗船したらキャンセル待ちができて、空いていたら和室などに移れるが、私が乗った日はキャンセルなし。
  • 実は東海汽船のツアーが超安い。高速船往復料金が自分でとるよりも安く、更に食事までついているプランも。
    (ただし、もちろん平日多し。あと、大島温泉ホテルはダイビングのあとは泊まれないので注意。)

レンタカー

大島のレンタカー会社は、従業員が高齢の方が多い印象。
対応は、本州レンタカー会社のような対応を求めてはいけないかと。
いい意味でも悪い意味でも、観光客慣れしている島の会社です。(レンタサイクルも同じような感じみたい・・・)
観光協会に登録されているのは

今回は、17日に空きのあった「海洋レンタカー」さん。
16日の宿に車で行きたかったので、16日に返却された車をそのまますぐ借りたい!とお願いしたら、大丈夫と言ってくださったのがこちらでした。(16日の日中はどこも空きがなかったんですよね・・・)
3本潜った後、ダイビングショップの方に岡田港まで連れてきていただき、その場で車チェック&支払い。宿の名前を伝えたら、わかりにくいからと先導してくれました。(これが大正解!!かなりわかりにくい場所だったので・・・)
16日の16時~17日の16時の24時間で、5500円(秋のキャンペーン価格)。ネットから予約確認表を印刷してFAXすれば、ネット料金になります。(コンビニからFAX送りましょう!)

あとは、雨宮レンタカー、モービルレンタカー、J.S.オートレンタカーなど。

レンタサイクルもありますが、アップダウン激しいので、普段からスポーツとして自転車に乗る人ならともかく、普段乗ってない人は無難にレンタカーかバス、もしくはレンタルバイクにしましょう。
印象は、レンタカーかバスの人が多いなぁという感じです。バスは、1時間に1本なので時間に余裕のある人むけ。

ちなみに、大島は自転車押しで、大会なども開かれている模様。
船で自転車を持ってきている人も多く、三原山へ行く途中何台かとすれ違いました。

観光地

大島一周道路という道をいけば、あまり迷わずに見所には行けます。が、曲がり道&坂道がおおく、意外と移動に時間がかかります。

  • 三原山
    ダイビングの直後は、高度があるので行かないように!
    火口まで行くことができます。(火口の中はあんまり見えませんが・・・)
    山道なので、直線距離は近いものの、麓から登山口まで割と時間がかかります。バスでも来れます。
    登山口には、三原山を見渡せる展望台、お土産物やうどんなどが食べられる茶屋、コーヒーなどが飲める喫茶店もあります。
    登山口から山頂までは、舗装されているので歩きやすいものの、途中から坂が急になるので大変!運動靴をおすすめします。あと、日よけになる物がないので、日傘や帽子があるといいです。
    登山道には巨大な土管のようなシェルターが至る所にあり、火山なんだなぁと実感・・・
    往復1時間くらいはみておきましょう。
    山頂付近には、噴火の際に溶岩が避けていったという三原神社があります。(小さな無人のお社です。御朱印とかはなし。)
  • ぶらっとハウス
    産直野菜(明日葉やパパイヤ、パッションフルーツ島唐辛子など)やスコーンなどの焼き菓子、大島牛乳を使ったアイスが食べられます。ジェラートのあしたば味はブルーチーズににてるらしい。ポポーと言う、カスタードアップルという果物の味も。
    横に牧場があるのですが、なんと機械の故障で大島牛乳の出荷がしばらく停止となっていたのでした・・・牛も外にはおらず。残念・・・
    カップに入った大島牛乳アイスはまだ在庫があるようで、温泉などでも食べられます。大島牛乳バターもあり。
  • 御神火温泉
    無色透明の温泉。露天はありません。リンスインシャンプー、ボディソープは用意されています(大島椿のものではないのが残念・・・)
    畳スペースや食堂もあり、大型客船で早朝に到着するとここで休む人が多いらしい。
    露天風呂が良ければ、近くの浜の湯へ。こちらは、洗い場は男女別、露天風呂は水着着用の混浴。お天気がいい日は日差しがきついらしく、出た後に休むスペースもないので、ダイビング客には御神火温泉、観光客には浜の湯が人気らしい。
    3日間有効でどちらの温泉も入り放題は、温泉パスポートなるものもあります。
  • 波浮港
    レトロでほんとに小さい港。名だたる文学者に愛された、伊豆の踊子のモデルとなった場所。派手さはありません。地元の子どもたちが海で泳いでいました。
    階段をのぼれば、東京梵天というたいやきカフェもあり。ただし、東京梵天のほうから車で港には行けないので注意。リゾットたいやきが気になっていたんだけど、ちょうど定休日でした(涙
    クダッチのあたりから港に向かって降り、港に車を泊めて徒歩で東京梵天の方にいくのがいいかも。港にはコロッケ屋さんもあって地元の子どもであふれていました。
    みはらし展望台から港を見下ろす景色も素敵。
  • バームクーヘン
    きっと地層マニアにはたまらないであろう、火山の噴火を繰り返してきれいなバームクーヘンのようになった地層がみれます。
    路線バスも目の前に止まるんだけど、ここから元町も波浮も遠く、周りには何もないので、降りてしまったら時間をつぶすのが大変かも。
  • 筆島
    波浮からすぐ。道路脇に車を駐めて眺める場所があります。古ーい火山が、波に削られて残った物らしい。
  • 裏砂漠
    日本で唯一ある「砂漠」はここなんだそう。大島一周道路から、「月と砂漠展望台」という案内板の角を曲がります。
    山中の一本道を、しばらーく上ると駐車場があり。そこから10分ほど歩くと第1展望台。そこから更に8分ほど歩くと第2展望台です。道は舗装されていないので、ヒールの人は注意。
    真っ黒な砂漠は、まるで火星(?)のようでとても不思議な光景でした。映画か何かの撮影をしている人たちもいました。
  • 製油所
    今回は訪れていません。月に2回ほど圧搾するらしく、タイミングがあれば圧搾作業を見学できるらしい。髙田製油所など。
  • 温泉ホテル
    港を見ながら、露天風呂に入れるそう。ただ、場所が山の上なのでダイビング直後は宿泊も入浴もNG。ここでの食事&入浴付きのツアーが東海汽船からお得に出ています。
  • トウシキ
    自然のタイドプールがあって、スノーケリングにおすすめとのこと。今回は訪れていません。車がないと不便かなぁ。

食事

3連休の中日と言うことで、夜ご飯はどこも予約でいっぱい・・・!最近は素泊まりの宿が増えたので、レストランも埋まってしまうらしい。

  • つばき寿司
    島の食材にこだわっているという、お寿司屋さん。島魚の寿司セット、べっ甲寿司セットなど。海味幸の上。
  • 四季の店 まんたて
    空港近く。車がないと不便なところで、地元の人向けの飾らない感じの家族経営レストラン。観光客向けではないかなぁ。
    島の食材が多いというわけでもないけれど、一応メニューに明日葉てんぷらやくさや、ウツボなどはある。フェイスブックでその日のおすすめメニューが見れます。

以下、行ってないけど聞いたお店。

  • 肴や
    人気の居酒屋。予約でいっぱいで入れず。
  • 海味幸(うみさち)
    予約はとらないそうなので行ってみたけど満席・・・大将1人で作っているので、食べたいものは最初に全部頼むのがおすすめらしい。
  • 紀洋丸
    ものすごくおいしいと言うわけでもなさそうだけど、席数が多い。ここも予約いっぱいで入れず。
  • 御神火温泉の食堂
    地魚の煮付けなどのメニューあり。唐揚げが結構おいしいらしい。お酒も飲めるし、こだわらなければここがお手軽でよさそう。食事だけの利用であれば入館料はいらないそう。大島温泉アイスは受付で買えます。
  • 大関寿司
    クダッチにあるお寿司屋さん。車がないと厳しい。宿の人と話していたら、名前の出てきたお店。
  • すずめ食堂
    現在休業中。波浮にあった。とあるガイドブックで紹介されていて気になっていたのだけど残念。
  • 成田食堂
    波浮エリア。おいしいらしいけど、地元民向けのメニュー。ちかくに居酒屋もあり。
  • ???
    岡田港。スムージーがテイクアウトできるけど、スムージーというよりジュースな感じでちょっと残念。原宿ドックやカレーパン、一口アップルパイ、ホットドッグなど。いろんなジャムが売っていて、お土産によさそう。

宿

今回は、楽天トラベルで検索して残っていた宿3件の内、2件はレビューがさんざんだったので、場所は不便だけど、レビューは割と良い民宿三喜へ。
ダイビングショップの人にも、え!古いよ?と脅され(笑)、レンタカーのおじさんにも場所わかるか?大丈夫か?と言われる宿(汗

確かに古いし、場所はわかりにくい!(You Tubeに行き方がアップされてます。島内は3Gになることも多いので事前に見ておきましょう。)
部屋は古い家の匂いがして、ひいおばあちゃんの家に来た感じです。イメージはトキワ荘?昔の下宿?合宿所?
海外のホステルやゲストハウスを泊まり歩いたことがある人であれば、抵抗なし。リピーターになる人がいるのにも納得。

良い点

  • 水着用の脱水機あり
  • 洗濯機無料。洗剤も無料。部屋の中に物干し竿があってハンガーも豊富、物干しピンチハンガーもある。乾燥機は有料。
  • 食器も無料で使える。しかも使ったら洗わなくていい!
  • 一応、女子専用トイレあり。
  • シーツやタオルケットはきれいに洗濯されている。
  • 掃除は、完璧ではないけど及第点。(少なくとも裸足で歩いても気にならない。)
  • 歯ブラシやカップヌードル、レトルトなど販売コーナーがある。

残念な点

  • 場所がわかりにくい
  • 駐車場が元畑なので、雨が降るとぐちゃぐちゃになる
  • 部屋は内鍵のみ。玄関の施錠なし。
  • 周辺に虫がおおい!(部屋の中はそうでもない)
  • 壁が薄いので、隣で普通の声で話してても聞こえる。テレビの音も聞こえる。宴会禁止なので夜は静か。

食事は、こだわりとかはないみたいだけど、お店があれだけ予約でいっぱいだとわかっていたら頼めば良かったなぁと。
猫がいると書いてあったけど、見かけることはなく、毛なども特に気にならず。

我が家は旦那があんまりホステル好きではないので、進んでリピートはしないけれど、また宿がなかったら泊まるかも。
門限もないし、値段重視の人にはおすすめ。宿のおじさんも親切。

 


ダイビング

3連休なのでどこも混雑!
電話して2名OKだった、さいとうダイビングサービスさんにお願いしました。

詳細は別エントリーにします。


お土産

ばらまき系土産は、熱海などで作ってる物が大半・・・島内でつくってるものを探しました。
・牛乳せんべい
 昔から有名なお土産らしい。三宅島とかにもあるので、どこの島もつくってるのかな?
椿油
 食用にも。化粧用は濾過を増やして香りを押さえているので、化粧用も食用にできるらしい(添加物入ってない物)。ハンドクリームも人気。非加熱の椿油もあって、保湿力はそちらの方が高いらしい。
・島せんべい
 椿油であげたおせんべい。ちょっとお高め。明日葉入りもあり。おいしい。
・島塩
 大島にももちろんあります、島の塩。何種類もありますが、試食して比べられなかったのが残念。
あとは、あしたば茶など。

 

ガイドブック

古いんだけど、離島に行きたくなるガイドブック

ちょこ旅 小笠原&伊豆諸島